井ノ原の言いたいこと ~日本の教育について~

教育について考えたい。そんなブログです。Twitter→@kyoushinotameni

学びを止めない? 第3波到来。

世間では第3波が来た!と騒がれていますが当然です。

 

そんななかで休校措置はとらないと発表する自治体が多くあります。

理由は「学びを止めない」ためです。

学びを止めないことと休校しないことがイコールであると思っている時点で日本の教育態勢の低さを露呈しているわけですが、恥ずかしくないんですかね?

北海道ではステージ5になっても休校しないそうです。

 

学びを止めないことなもちろん大切だと思いますがあまりに無策すぎませんか?

海外の例を見てみましょう。

教育先進国フィンランドはオンライン整備がそもそも十分であったためにオンラインで授業が行われています。

 

イギリスでは少人数にクラスを分割し、休憩時間をずらすなどの工夫をしているそうです。

 

フランスでは地域ごとに出席制限をかける制度があります。また少人数に分割し、時差登校が実践されています。

 

もちろん日本と同じようなごり押しで進んでいる諸外国もあります。

それでも登校時間を遅くするために公共機関のダイヤ編成を変えたり、マスクの配布、オンライン授業と対面授業の二刀流など様々な対策がとられています。

 

日本は欧米諸国に比べると比較的混乱せず、猶予がありました。

それでもなにも変わらず、寒くなると感染力が増すことが周知の事実だったのにも関わらず放置してきました。

 

2ヶ月先の受験のことはまだ確定せず、教育内容の精査は行われずです。

オンライン授業も取り組めているところがいくつあるでしょう。

コロナ禍が始まったのはもう8ヶ月も前の話なのに。

休校措置から半年以上経つのに。

 

子供は軽症・無症状ですむからそれでいいってことなんでしょうか。

陽性になって二週間学校に行けなかったり、休校になることは学びを止めてるんじゃないですか?

全国にいるコロナが怖くて学校に行けない子供の学びは止まってます。

そもそも、本当に学びを止めないための行動ならコロナ禍になる前から増え続ける不登校問題に対して何かアプローチを仕掛けていましたか?

 

「学びを止めない」という聞こえのいい言葉で、教育を後回しにして放置することはもう許されない。