誰でもなれるというイメージ
あなたは「先生」を尊敬していますか?
身近に先生と呼ばれる仕事を想像すると学校の先生(教師)が一番早く思い浮かぶでしょう。
ではお医者さんはどうですか?
似たように先生と呼ばれることのある仕事ではあると思います。
ですが社会的地位は教師より医者のほうが高く、尊敬もされる職業であると思います。
この違いはなにか。
両者ともに高い専門性が必要です。
ですが医者のほうがより頭がいいというイメージがあると思います。私は教師ですがそう思います。
なぜか。
私は医師免許取得並びに医学部入学のハードルが難しいことが知られており、医者にはなかなか成れないというイメージがあるからでしょう。
対して教員免許は度重なる「誰でも教職になれるよ」アピールや政策のせいで教員免許が取得できる大学がとても増えました。(現在も社会人が教職に就きやすくなるような制度がつくられているようです。)
その結果教師にはなれる、なれそうというイメージがついたのでしょう。
このなれる、なれそうのイメージが蔓延したことが教育の質の低下の一端であると考えています。
同時にこのブラックな働き方が世間に知られるようになっています。
それでもこの仕事を好き好んでやる人がいます。
私は尊敬してます。
なにが言いたかったのかというと、教師のイメージが落ち続けていて、変な教師が増えたことやなれそうイメージの蔓延により学校の立場がどんどん弱くなってるということです。
改善するどころか改悪しかしない文科省。
変形時間労働制が本気で解決策と思っているなら、あなたたちはもう黙っていたほうがまだましだと言える。
イメージの払拭はなかなかされない。
この罪は重い。