井ノ原の言いたいこと ~日本の教育について~

教育について考えたい。そんなブログです。Twitter→@kyoushinotameni

嫌な話~早く帰る先生~

先日、先輩教員と話していると、ある先生の悪口を聞かされました。確かにその先生が悪いのですが、事態が思わぬ方向へ進んでいったので書きます。

 

悪口を言われていた先生(A先生)はなにかとミスが多いらしく、共有すべき情報をしなかったり、当日の朝に急に共有したり、独断で動いたりとなかなか連携がとれていない様子でした。

こればかりはA先生に対してもっと連携をとるように変えてもらわないといけないのですが、先輩の先生(B先生)が思う問題の原因が、「A先生が早く帰ること」と言っており驚きました。

たしかにA先生は18時までには帰っていることが多いのですが、(私とあまり変わりませんが…)早く帰ることが悪であるという風潮は実際あるのだなぁと思いました。

確かに残ればもっと密な連携をとれるでしょうが、勤務時間内に密な連携を取れない現場・業務内容のほうを恨むべきではないでしょうか。

さらにB先生は続けて、「A先生が担任をしているクラスのテストの平均点が低いのも早く帰るから」と言い、早く帰ることとテストの平均点の因果関係がわからなかった私は「どうしてですか?」と質問しました。

するとB先生は「成績不振者のけつを叩いてあげないといけないから」と言っていました。

それって早く帰るとできないんですかね…と思いましたが口には出せませんでした…

 

早く帰ることに対して悪いイメージを持つのではなく、早く帰ることに対して良いイメージを持ってほしいです。

やるべきことをやるべき時間内に終わらせてこそじゃないですか?