井ノ原の言いたいこと ~日本の教育について~

教育について考えたい。そんなブログです。Twitter→@kyoushinotameni

軽症で済むからなんなんだ。

学校や家庭でこういわれなかっただろうか。

友達を殴ってはいけない。

女の子を叩いてはならない。などと。

 

暴力が良くないということをみなさんはよく知っていると思います。

それはなぜですか?

怪我したら危ないから?

よく失明したらどうするの!とかお腹に大切な臓器があるから!とか言われましたよね。

倫理的な問題?

殴るという行為そのものが悪だからという考え方ですね。

法律違反だから?

暴行罪、ひどい場合には傷害罪に該当する可能性がありますよね。

 

怪我しないなら殴っていいわけでも、ばれないなら殴っていいわけでもない。

この辺りはおそらく共通認識だと思います。

 

では新型コロナウイルスはどうでしょう。

うつさないほうがいいことをみんな知っています。

それはなぜですか?

 

重症化する可能性があるから?

子供は軽症で済むかも知れませんがだからって感染しないにこしたことはないですよね。

 

社会環境的な問題?

家に高齢者がいる人、基礎疾患がある人、妊娠している人には絶対に感染させてはいけませんよね。

 

法律違反だから?

実際にコロナであることをわかっているのに隠したり、迷惑をかけて社会的制裁や条例違反になった人がいますよね。

 

軽症なら感染していいわけじゃないし、風邪だったとしても感染しないにこしたことはない。

ここはなぜ共通認識にならないのでしょうか。

わざわざ自らの選択で密なところにいく。

国は旅行を推奨する。

GoToキャンペーン自体はいい案だと思います。

でも今じゃない。

みんながみんなそんなリスクをかけて旅行にいきたいわけじゃない。

そもそも子どもは旅行にいく暇がない。

行くことができるのは、高齢者や子がいない社会人、もしくは子が未就学児である家族や大学生くらいだろう。

本当にGoToキャンペーンを成功させたいのなら、

夏休みは普段通りの長さで実施すべきだ。

それなら家族連れも旅行する。

お盆に集中することもない。

密も多少は避けられるだろう。

経済効果はもっと期待できるはずだ。

 

コロナを風邪だと言う人は

他人の顔を叩くのか。お腹を蹴るのか。

そんなことはしないだろう。

たとえ軽傷だとしても。