10年かけて30人?
皆さまこんばんは。
休校があり、普段とは違う学校生活ですが、もう折り返しの時期が来ました。
最近、文科省が30人学級を10年かければ移行していくことができると発表がありましたね。
色々突っ込みどころはあります。
まず10年もかかるというところ。
現在学校では少子化の影響もあり空き教室が目立つようになりました。
35人3クラスだった小学校が40人2クラスになったなんていうことは良く耳にします。
そうじゃなくて、26人3クラスのほうがいいと思いませんか?
子供が減ったからクラスを減らそう、教員を減らそう、かけるお金を減らそうという安易な考えがだめですね。
二つ目に30人学級って、多くないですか?
OECD平均は中学校で23.7人、小学校で21.6人。
それで減らしたつもりですか?
三つ目は、技術革新が急速に進むなか、人員を補充しなくても10年で30人学級にすることができるという考え方がもうだめです。
その10年間の間にいったい何人の生徒が卒業していくんでしょう。
一刻も早く改革すべきことなのに。
どうして教育をこんなにも蔑ろにするのでしょうか。