対面授業以外も認めてください。
先日、オンライン授業を早期の段階から実施し休校中の学習保証に尽力していた学校に対して、出席日数に加えるなという通達があったというツイートを見ました。
驚愕しました。
こんな状況で、必死に新しいことにチャレンジしてきたことを認めず、褒めることもせず、まるで対面じゃないと許さないという脅迫文ともとれるような内容。
唖然ですよ…
西村大臣が七割在宅、時差出勤等を求めましたね。
つまり経済活動に関してはより一段階上の規制がかかったわけですが、学校はどうでしょう。
萩生田大臣はなにをしてるんでしょうか。
若い世代で感染が拡大し、あちこちの学校や保育所でクラスターのような事案が発生しているのだから早く措置をとるべきでしょう。
7月27日の段階でのコロナ関連の新着情報は7月20日に更新された実習に関するものが最新です。
一週間前から止まってます。
この一週間で状況は深刻な方向に進んでいるのに。
また、とある市の市長が「パソコンが苦手、対面にこそ価値がある」というような趣旨の発言をしているそうです。現場にでていない市長が教育に関してわかったような口をきかないでほしいと思います。
パソコンの操作なんて主観でしかないですし。
対面のほうな価値があるかもしれないですが、今こだわるところはそこですか?
どうしても対面授業しか認めたくない日本。
日本の学力は低下傾向にあります。
もしオンライン授業を導入したり、普段とちがうことをしたことでより学力低下を招いてしまったとき、責任を負うのがよっぽど嫌なんでしょうね。
だから変えたくない。
変わらないんじゃない、変えない。
できない理由を探して動かない。
責任を取るような文言はのせず、あくまで学校の判断に任すという現場頼み。
対面授業以外の選択肢を設けてください。
認めてください。
多様な学び方を。
この多様化した社会でおいていかれる教育を見捨てないで。