暗にコロナとインフルを比べるな。
Twitterの意見でよく見るのが、インフルのほうが人が死んでいるから大丈夫。とかコロナで死ぬ確率に怯えるのは馬鹿らしい。みたいなことです。
こうゆうツイートを見ると少しいらっとしてしまうのは私が未熟だからでしょうかね。
ということでインフルとコロナの違いについて、私なりの考えを述べたいと思います。
去年インフルエンザで亡くなったのは一万人だそうですね。それでも経済活動も学校も止まらないのは確立された治療法と予防法があるからです。
コロナウィルスはどうでしょう。
ないですね。
ここが大きな違いです。
さて、みなさんは対照実験の意味はわかりますか?
条件を1つだけ変えて、それ以外の条件を同じにし、実験を行い、実験結果が変わった場合、原因はその変えた条件にある。という実験の基礎です。
学生のときに植物を袋に入れて暗室と日に当たる部屋に放置して光合成するか。を考えるときの話です。
ここからが本題です。
コロナウィルスがインフルエンザが流行するのと同じ期間(便宜上3ヶ月とする)、経済活動と学校を止めず、ふつうに過ごしたことがありますか?
3ヶ月の間、自粛せず、緊急事態宣言も一切ださず、普段通りに生活したとき、コロナウィルスがインフルエンザより人を殺さないとなぜ言えるのですか?
じゃあなぜインフルのように放置しないか。
それはどうなるか誰にもわからないから、確立された治療法がないからです。
日本で比較的感染が抑えられている理由はなんですか?
公衆衛生が諸外国よりいいからですか?
日本語と外国語の話し方の違いのせいですか?
BCGワクチンの摂取ですか?
それもわからないんです。
コロナウィルスはどんどん変化しています。
川崎病に似た症状がでたり、多機能不全を起こしたり進化を続けています。
なぜ感染が比較的抑えられているかもわからない。
どれくらいの死者数がでるかわからない。
治療法もわからない。
治療法があり経済活動も止まっていないインフルエンザ
治療法がなく経済活動が止まっているコロナウィルス
この2つを比べて、コロナのほうが安全となんで言えるのですか?
証明できる人がいたら教えてほしいです。