井ノ原の言いたいこと ~日本の教育について~

教育について考えたい。そんなブログです。Twitter→@kyoushinotameni

今、学校にいくメリットとは。

今日は学校に行く意味を考えていこうかなと思います。

 

学校に行かないといけない理由はなんだと思いますか?

私は、誰かと何かをするためだと思っています。

今の時代、勉強はYouTubeや塾でもできますし、通信制の学校だってあります。

そんな中で、学校でしかできないことは、年の近い子供が集まって共に考えたり、話し合ったり、楽しんだりすることにあると思います。

多くの人がいるからいろんな考え方ある。

そこで得られる刺激や磨かれる感性は人格を形成してくれることでしょう。

 

よく聞かれることですが、学校でする勉強を将来使わないからしないという意見があります。

実際に、微分や古文、公式や英語を頻繁に使っていますか?

私は使っていません。

じゃあなぜ勉強するのか。

前述した誰かと何かをする経験値的側面。

他にももちろん勉強する理由はありますが、わざわざ学校でする理由はそこに尽きるように思えます。

 

歌は心で歌う。話し合いは原則禁止。グループワークは控える。運動は個別でする。一緒に昼食をとらず黙って食べる。休み時間もじゃれあえない。行事はなにもできないでしょう。部活も制限されるでしょう。

それでも学校にくるメリットってなんなんでしょうね。

そうやって無理にこさせて、普段以上に詰め込んだ授業をして、休みを減らし登校させるくせに、授業の仕方などの小手先でお金がかからない対策しか指示せず、学校を変化させるような大きな策を出さない。

もし第2波が秋から始まってまた休校せざるを得なくなったとき、また1ヶ月くらい休ませて、休校明けにもっと詰め込んで教育課程を済ませるつもりなのかな?

その場しのぎの対応を、もうやめにしましょうよ。

 

結局何が言いたいのかといいと、

誰かと何かをできない学校に無理やりこさせるなら

オンライン授業できる環境を拡充するほうが300倍価値があるので進めてほしい。

それでも学校にこさせたいなら、オンライン授業をしつつ、課題提出という名目で週一回程度、分散登校少人数で登校させたらいい。    ということです。